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青首ダイコンのルーツ

宮重ダイコン

宮重大根は1000年以上も前から 木曽川に近いこの地域で栽培されており, 肥沃で砂質の土壌が大根の栽培に適していたとされる。
江戸時代中期から 全国にその名が知れ渡るようになり, 松尾芭蕉の手紙にも宮重大根の名前が出てくる。明治時代になると 周辺地域に
栽培が広がり, 昭和にかけて 愛知県の代表産物となった。しかし 太平洋戦争中から食料不足対策として サツマイモに転作され, さらに病
虫害などにより昭和40年代に宮重大根は消失してしまった。
そこで もう一度元祖の宮重大根を復活させようと, たまたまある農家の引出しから出てきた種子を基に, 1992(平成4)年に「宮重大根純種子
保存委員会」が設立され, 宮重大根が復活した。

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by somurie2008dentou | 2014-11-20 17:38 | ダイコン | Trackback | Comments(0)